早朝起きると1㎝/毎分という凄まじい雪が降っています。
高速が止まっていればアウトだったのですが、ギリギリセーフだったみたいです。
とは言っても、飛ばしたところで時速50㎞がいいところ。
まさに命懸けでの参戦でした。
さて、今回の会場はスポーツランドSUGOの国際モトクロス場。
コースが全て見渡せる素晴らしいロケーション、過激なアップダウン、ウォッシュボードもあり最高に楽しいコースです。
ただ今回に関しましては「えっ、スキー場?」というような感じでして
これぞシクロと言わんばかりのMっ気満点の環境が整えられていたのでした。
早速ですがレースレポートと言いますか、参戦記を綴ってみますと、
私もそろそろC3を脱出したいと思ってまして、今回は一丁いってやんべと思っていた訳です。
なのでタイヤをシクロタイヤに履き替えて悪あがきをしたりですね、皆さん試走でクリートを拾うのに難儀しているみたいでしたので「フラペ&長靴」作戦を決行してみたり万全を期したつもりだったんです。
そんな中のスタート。
号砲とともにホールショットを狙ってフルもがきでダッシュを決めた訳ですが、
なんだか進むごとに違和感が・・・
なんと最初はショートコースを回ってのローリングスタートだったんです。
みんなと違った方にダッシュしていたんですねぇ〜
もとはといえば、テクニカルガイドを見なかった私が悪かったのですが誤算でした。
ただそんな中の救いは半分は私と同じ行動をとったということ。
要するに半分が右、半分が左に進んだ訳です。
幸い早くに気付くことが出来ましたので全力で復旧作業に入り、集団に合流することが出来ました。
今回は割と冷静でして、踏むとこは踏みますがコース状況により息を整えることが出来ました。そして気付は2番手に付けていたんです。
ただね、ここでスケベ根性が芽生えてきてしまったんです。
「このまま行けば昇格じゃね?」と思ったのが運の尽き。
それからというもの一人転倒劇場連発でした。ある時はひとりパイルドライバー。そしてまたある時はマイバイクを一本背負い。タイヤのせいにはしたくありませんが「普通にMTBのタイヤにしとけばいがったな・・」と思いながらこけてました。
更に追い討ちをかけるように、ペダルのピンが凍り付きペダルが氷の玉のようになってしまいヤバいくらい滑ります。ペダルを蹴ったところで所詮ゴム長靴。氷は取れません。
そして極めつけにチェーンが噛み込み押しでゴール。
4位でした。
あらゆるミスチョイス。そして何よりも精神面を鍛え直さないといけませんねコリャ。
ただ、今回の収穫はフィジカル面での変化。元々ヒルクライム用に耐久走中心の練習をしていたのですが、インターバル中心の練習に変えた為か以前よりはちょっぴり違う走りが出来たような気がします。
一応今シーズンの東北シクロは本日で最後でしたが、数ヶ月もすればサマーシクロが待っています。懲りずに昇格を目指してみようと思います。
僅差の2位だった長男。まさかの大号泣しながらレースをするという驚きの展開でした。転んだ、疲れたと言う訳ではなく、途中で抜かれて悔しかったそうです。その気持ちは凄く大事だとは思いますが、次から泣くのはゴールしてからにしましょうね。
そしてうちのお嬢。いつもながらのゴールすれば表彰台状態でしたが、今回は粋なはからいで一緒に走ることが出来、伴走しながら頑張る姿を観ることができました。
何よりも名指しで応援してくださる方が結構いらっしゃって、ただただ感謝です。