震災後様々なイベントが中止になっています。
被災者の心情を汲んで中止を決断するイベントがあり、
なかには参加費は返金いたしませんなどとトラブルも発生しているみたいですね。
私の地元である時空の路ヒルクライムも中止を決定しました。
確かに今福島県は「日本のチェルノブイリ」と呼ばれているそうですし、
何よりもイベント会場内に今も被災者の方々が多数避難されていますので当然でしょうね。
一方、逆に活気を取り戻すべく開催を敢えて表明するイベントもあります。
その中の一つが鳥海バイシクルクラシック矢島カップです。
同じ東北で開催される結構大規模のイベントで私も昨年参加してきました。
震災後、この早い段階で開催を力強く宣言してくれることに実行委員会の男らしさを感じてしまいます。こういった勇気ある決断には全力で応えていきたいと思います。
同大会では去年4位という微妙な結果で終わってしまった過去があるので
何とか払拭できるといいですね。
ここからは私の個人的な意見。
鳥海の実行委員会のこの英断に対し、蔵王の実行委員会はいかがなものか。
確かにあの規模ですから日本ヒルクライムシリーズ戦に名乗りを上げたのは分かります。
でも、そこで隣県の会津のイベントに敢えてぶつけてくることには正直悪意しか感じられません。
こういったマイナー競技はお互い協力していかなければダメでしょ。
数々のイベントが早々に開催の可否を表明しているなか、
なかなか決断を下さなかったことに対しても往生際の悪さを感じます。
まあ、私は会津びいきなので少々熱くなってしまいましたが、
日程があれば来年普通に参加しているような気がします。
東北人として東北で開催されるイベントにはなるべく参加していきたいですね。