題名の通り、宮城県は南三陸町の田束山で行われた
第18回たつがねMTBに行ってきました。
今回の行程は、ごりら隊長と石巻の漫画喫茶で一泊して当日入りという
初めてのケース。
当然のことながら漫画喫茶なんて行ったことないですから
勝手もわからず微妙な疲労感を残しつつ現地入り。
途中はまさにテレビで観ている風景が続きます。
いわゆる家の基礎だけが残る広い空間。
ビルの上に残る車もありました。
その基礎の上に座りお弁当を食べている人もいました。
彼等、彼女らがどんな思いでそうしているのかは分かりませんが、
なにかが伝わってきたような気がします。
話を戻し現地に到着すると、もうたくさんのライダーが到着しています。
今年初めてのMTBレースでしたので今年お初の方も沢山です。
一通り挨拶を済ませMTBを車からだすと、
フォークからガタが発覚。
そしてガタをとろうとボルトを回すと・・・・・
キィ〜ン・・・と金属音。
その音がした方に目を向けると、そこには私のバイクのヘッドキャップ。
『えっ?』と思ってヘッド部をみてみると、なんとプレッシャーアンカーのナットがねじ切れておれていたのでした。
焦りました。
焦りました。
焦りました。
当然このままではレースには出れません。前泊したのにも関わらずです。
近くにいたライトウェイのS田さんに助けを乞うて、
S田さん、せきみちのくのM店長、ツミタモーターのライダー1号さんの三つ巴のオペ開始です。叩いたり、こじったりを繰り返しなんとか直していただけました。
いやぁ〜、本当にありがとうございました。
今度お会いする時は菓子折り持参いたしますね。
そんな訳で無事レースに出れることになりました。
そのすったもんだの最中にごりら隊長に受付をしてきてもらい、
スターティングリストに目を通すと、
なんか微妙にやっちまった感があります。
ちょっと志し高くいき過ぎた感がありました。
まわりのメンバーが強い人ばかり。
勝てそうな人と言えば・・・ごりら隊長くらいですか・・・
ただ、クラスを下げるとまた微妙な立場。
今の力量が微妙なんですよね。
このリストを見た時の私の気持ちが相当でしたから、
ごりら隊長の気持ちなんか計り知れません。
御愁傷様です。
そして憂鬱な気持ちのまま試走です。
事前にこのコースの印象を皆に伺ったところ、
「そんなに難しくはないよ。ただ最後の登りがね・・・・。」
と言う意見が多数でした。
なので一応自分では得意分野としている登りで勝負しようかななんて思いながら試走に出かけると・・・
そんなに難しくない?
いやいやいやっ、かなりタイトなシングルトラック、嫌らしい根っこ、そして噂通りの激登り。さらに心が折られました。
ただもう腹をくくるしかありません。
エントリーしてしまったんですから。
そう思いスタート位置に着きました。
グローブが左右ビッコ。思い返せばこの時点で終わっていた・・・。
号砲と同時にJシリーズさながらのスタートダッシュがかまされる中
私はいつも通りのスタート失敗。
いきなりの渋滞に捕まります。
ただね、そこから意外とシングルがうまくいく訳ですよ。
周りのペースにのせられて。
調子にのってスペースがあるとダッシュ、そしてまたダッシュ。
そして激坂に差し掛かる頃には・・・
完璧にタレタレ状態だったのでした・・・・。
後は暑さと疲れの根比べ。
得意なはずの登り区間でも、ある程度はパスできてもそこまで差を詰めることもなく・・・・。
最後はヘロヘロ状態でのゴールでした。
エキスパートクラス7位。
目標の半分以上は一応達成。
こんな辛いレースは久々でしたが、不思議と来年こそはと思う自分がそこにいる。おそらく来年もここに来ているんでしょうね。
今回お世話になった皆様、お疲れさまでした&お世話様でした。
今シーズンもよろしくお願いします。
皆さんに負けないようがんばりますね。