2011-07-12

大富豪ロングライド



振替休日がたまりすぎて急遽お休みを頂きました。
子供達は学校です。
梅雨が明けた模様です。

もうこの状況乗りに行くしかないでしょ。
ということでロングライドに行って来ました。

行き先は磐梯吾妻スカイラインの高湯ゲート。
以前「スカイラインは高湯から登らないと・・・。」と言われちゃったもんで検証ライドも兼ねています。

しかも今回は社会人の意地を見せ、県内観光有料道路3ルート全部通っちゃいます。
まずは「磐梯山ゴールドライン」
本線よりむしろアプローチの方がいい練習になりました。
しかし、やっぱり有料道路だけあって景色も路面も奇麗でした。
ちなみに午前6時前にゲートに到着したので無料です。

道路にこう書いてあると、なんか写真を撮らなくてはいけないような使命感に苅られます。なので一枚。ゴールドラインでの最高点だそうです。

お次ぎは「磐梯吾妻レークライン」そしてここの係員さんとのやり取り。

「幾らでしたっけ?」
「90円なんだけど、被災証明とか持ってる?」
「持ってるけど、さすがに自転車に乗る時は携帯していません。」
「ふ〜ん、もってんだ・・・。じゃあ行っていいよ。」

ということでここも無料です。
しかしレークラインは初めて通ったんですけど、
90円相当の道ですね。
レークラインとは言えど湖岸沿いを走るわけでもなく、普通に山でした。
しかも福島側の料金所がなかったような・・・。
でもお決まりの写真は撮りますよ。

さて、ここからは土湯の旧道を通って福島市におりる予定です。

・・・が、震災の為に旧道が途中から閉鎖されています。
土湯バイパスはトンネルの中を自転車が通行禁止になっている為
歩行者、自転車は旧道を通らなくてはいけないのですが、
これでは八方塞がりです。

戻るのも癪だし、トンネルも短そうだったんでスプリント決めてきました。
すみません。

ほどなく福島市に到着し、セブンイレブンにて朝食。
サイクリスト気取りでジャムパンを購入。

さて、ここからが今日の本番。
一路高湯ゲートを目指します。聞くところによると、むしろゲートまでのアプローチの方がキツいのだとか。

・・・ほうほう、・・・なるほど。
・・・・・・・・・・・・・・。

私のバイクは39×23のシングルスピードと化しました。
しかも暑い。折れそうになる気持ちをなんとかこらえて
必殺の「ナメクジ走り」を炸裂させていると、
路面の凹凸がとたんに大きく感じられてきます。
嫌な予感が・・・・。

「コトン、コトン、」
車輪が回転するのと同期して嫌な音が聞こえてきました。
こんな時にパンクです。

私のCAAD9、コンチネンタルのGRAND PRIX ATTACK+FORCEを履いているのですが、ここ一年半くらいノートラブルだったんですよ。食いつきもいいし「これ最高かも」なんて思っていた矢先の出来事でした。
しかもなにもこんなとこでパンクしなくても・・・。


どうやらガラス片が刺さっていたみたいだったので、
スペアのチューブに取り替えて、小型ポンプでせっせとポンピング。
携帯性を優先したのが間違いでした。
今度からはロングにはボンベを持って行くことにします。
通り行くドライバーにはどう映っていたんでしょう?
かなり怪しい光景だったことは間違いありません。


まあいい。
灼熱の太陽が照りつける中、汗だくになりながらなんとか作業を終え
ひっくり返したバイクにまたがって仕切り直しです。


んっ?


・・・・・・・・。


両輪同時か・・・・・。




もうっ、道路に瓶捨てんなよ!!
スペアは1本しか持ってなかったし、パッチ貼るしかないか・・・。
またもや怪しい作業に取りかかるはめになりました。


更にスピードメーターのセンサーが動作しなくなりました。
距離が100kmを超えたあたりから全く動きません。
もちろんスピードも常時ゼロです。



もう完璧心が折れた。
でも引き返すこともできないので不貞腐れながらのヒルクライム。
なめくじ走りに更なる磨きがかかりました。


そんなこんなでゲートに到着。
ここでも係員のおじさんといろいろ雑談をかわしましたが、
被災証明をアピールするのもどうだかなと思いましたので大人しく150円を払います。
そして熱中症対策のため道路脇で水浴びをさせていただきました。
水ありがとうございました。
お陰で少し頭が冷やせたような気がします。

本線に入りますと、こないだ入手した情報はあながち嘘ではなかったようです。
急な勾配がある箇所は数カ所ありましたが、激坂のオンパレードというわけでもありませんし、かなり登りやすかったです。
ただ景色は高湯側の方がいいですね。
草津のコースと似ていますね。
途中にはこんな看板も。
さすがに止まらないで走るのは可能ですが、
吸い込まないで走るとなると不可能です。

もちろんここでもお決まりの写真を。

いろいろありましたが無事帰宅できました。
走行距離推定200㎞弱。
係員さんの話によると7月下旬から一般客も全員無料になるそうです。
今回の収穫は磐梯山ゴールドラインは勾配といい距離といい、いい練習コースにできそうということ。

社会人の意地と吹いておきながら、結局150円しか払わなかった今回のロングライドの話でした。

4 件のコメント:

  1. ロングライドお疲れ様でした!獲得標高3800m越えマジすごいっす!
    しかし前後パンクにはやられますね。私も普段チューブ1本しか携帯していないのでパッチとボンベ次から携帯します。
    このコース是非私も走りたいです。時間がある時絶対行ってきます!
    本日休みで9時まで時間をもらえたので朝氷玉+博士峠攻めてきました。てっぺんの昭和村までやたら長く感じました。
    そういえば氷玉でダイジローさんとお会いしましたよ!

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  2. お疲れ様でした。まさか高湯側に回りこんでのアタックとは想定外でした。(笑)

    レポート参考になりました。そのうちフルコピーしたいと思います。自信ないですが・・・

    39×23の剛脚クランクだったんですね。スゴイっス。

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  3. ☆さん>

    いや、ホントにやられました前後パンクには。
    多少重量増でも備えあれば憂いなしです。勉強になりました。

    今回のコースはなかなかでしたよ。
    一人ということもあり何度引き返そうとしたことか・・・。
    よほど暇な時にオススメです。

    それはそうと、daijiroさんも枝折峠エントリーしてるみたいですよ。
    二人のレポートお待ちしております。

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  4. daijiroさん>

    高湯側からのアタックというと聞こえがいいですけど、
    実際はほぼ撃沈に近い状態でした。

    サイクリングペースのフルコピーであるのなら御一緒させてください。
    本気走りの場合は結構です。

    じつは漢は黙ってノーマルクランクと見栄を張っていたのですが、
    ついこないだ4月に発注をかけていたコンパクトが到着しました。
    何の躊躇なく換えちゃいます。

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